「たるみ」の原因・治療・ホームケアについて
2020/11/20加筆しました。
「たるみ」の原因・治療・ホームケアについて
しみやしわ等々・・・肌の悩みはいろいろありますが、40代50代と年齢を重ねると肌の悩みは深刻になっていきます。
特に、30代後半から40代になると「たるみ」が気になり始めます。
顔の印象を一気に老けさせてしまう「たるみ」の悩みは深刻です。
鏡を見たとき、自分の写真をみたとき、「老けた?」「顔が長くなった?」と感じることはないですか?
ほうれい線が目立ってきた、フェイスラインがはっきりしない、まぶたが垂れてきた、毛穴が大きくなってきた、
肌にハリがなくなった・・・など気になる部分が出てきます。
それは「たるみ」が原因かもしれません。
「たるみ」の大きな原因の1つに「光老化」があります。
(光老化については「日焼けと光老化①・②~対策編~」をご覧ください)
光老化を起こす、紫外線・ブルーライトを防ぐケアをすることが確実なたるみ対策になります。
UVケアや、帽子・日傘・ブルーライトカットメガネを使うなど、1年を通して光老化対策をしっかりしましょう。
当院ではホームケア用光老化対策として、ZO SKIN HEALTH(ゼオスキン ヘルス)の
デイリーPD
RCクリーム
サンスクリーンプライマリーSPF30PA++++
をお勧めしております。
一般的な日焼け止めはUVカットはしてくれますが、ブルーライトや有害な光とされる近赤外線(IR-A)は防げません。
日常生活でスマホやパソコンを使用する時間も多くなっているので光老化対策は必須です。
サンスクリーンプライマリーSPF30PA++++はUVA、UVB、ブルーライト、近赤外線(IR-A)からお肌を守ってくれます。
※ZO SKIN HEALTH(ゼオスキン ヘルス)はクリニック専売品になります。
日差しが弱くなってきましたが、日焼け止めなどのUVケアは続けましょう。
外出時だけでなく、お部屋の中で過ごす時も光老化対策をお忘れなく!
たるんでしまったお肌をリフトアップする方法は・・・
最も効果的なのは「手術」です。
手術でたるんだ皮膚を切除し、皮下のSMAS筋膜という層を引き上げます。
しかし、ダウンタイムが長いといった欠点もあります。
手術によって、顔面神経麻痺・傷痕・血腫・唾液ろう・感染・皮膚壊死などのリスクもあります。
近年手軽にできると人気なのは「スレッドリフト」と呼ばれる
皮下に糸を入れてたるみを引き上げようとする治療です。
糸を入れるだけなので皮膚を切開せず、ダウンタイムも短いです。
しかし糸(異物)を体内に入れるため、感染のリスクもあります。
糸で引き上げるため引きつれ感を感じる場合もあります。
糸の種類には、吸収糸・非吸収糸・トゲ付き・コーン付きなど様々あり、
効果や持続期間はそれぞれの糸の特性によって異なります。
侵襲性も低く、体内に異物を入れない治療として
「高密度焦点式超音波(HIFU:ハイフ)治療」があります。
HIFU(ハイフ)を用いた治療機器にもいくつかの種類がありますが、
ウルセラリフトはFDA(Food and Drug Administration:米国食品医薬品局)で
初めてリフトアップ効果があると認められた医療機器による治療です。
ウルセラは肌の深部(SMAS筋膜)に超音波を照射し、
正確に狙った深さで確実にかつ均一に熱凝固点(ダメージ)を作ります。
その治癒過程でコラーゲンが増えてリフトアップ効果をもたらします。
照射直後より、熱収縮作用によるリフトアップ効果を実感していただけます。
個人差はありますが、照射中に痛みや熱さを感じることがあります。
(痛みの少ない機器を用いたHIFU治療もありますが、ウルセラと比較すると効果が弱かったり
持続期間も短いといわれています。)
赤みや腫れもほぼ生じないためダウンタイムはなく、治療直後からお化粧も可能です。
部位によっては(特に額)しびれなどの知覚障害が起こることがありますが、2~4週間程度で
改善することがほとんどです。
照射直後からリフトアップは続き、効果のピークは2~3ヶ月です。
持続期間は6ヶ月~1年です。
ウルセラリフト治療を継続されている方されていない方を比べると、
やはり年齢を重ねるにつれ、その差は顕著になるようです。
そのため、年に1度のスペシャルケアとしてウルセラリフトはいかがでしょうか。
(※当院ではFDA承認のウルセラリフトを導入しております。詳しくはホームページにアップロード予定です。
治療費用はこちら)
無理に購入や治療はお勧めしていません。お気軽にご相談ください。
明石カメリアクリニック
美容皮膚科 月・水・金・第3土・日
10:00~19:00